シャワーツリー
シャワーツリーの中でもレインボーシャワーツリーと呼ばれる、ゴールデンシャワーツリーとピンクアンドホワイトシャワーツリーの自然雑種です。
ハワイで6月ごろからあちこちで見られるシャワーツリー。レインボーシャワー、ピンクシャワー、ムーンライトシャワー、ゴールデンシャワーなど、たわわに花がつき、あたかもシャワーや降りしきる雨のように花びらが舞います。
Hawaiiは、一年中色とりどりの花でみたされる花の楽園です。ハワイの花でつくったレイでのお出迎えは有名ですね。また、さまざまな種類のシダもハワイの自然を語る上で欠かせません。カウアイ島のシダの洞窟は、神秘的で結婚式場としても人気があります。
ハワイの豊かな自然の一部をご紹介します。
シャワーツリーの中でもレインボーシャワーツリーと呼ばれる、ゴールデンシャワーツリーとピンクアンドホワイトシャワーツリーの自然雑種です。
ハワイで6月ごろからあちこちで見られるシャワーツリー。レインボーシャワー、ピンクシャワー、ムーンライトシャワー、ゴールデンシャワーなど、たわわに花がつき、あたかもシャワーや降りしきる雨のように花びらが舞います。
ハイビスカスはハワイの州花で、ハワイでは一年中目にすることができます。真夏の太陽に映える赤やオレンジ、 ピンク、黄、白の花々はハワイの人々のほがらかな笑顔を象徴しているかのようです。その鮮やかな色や特性から「情熱の花」といわれるハイビスカスの多くは、朝日とともに花開き夕暮れとともにしぼむ一日花。わずか一日の短い命を精一杯楽しむように太陽に向かって懸命に花びらを広げる姿は誰もが目を奪われるほど。それだけにハワイにはたくさんのハイビスカス愛好家がいます。
photo credit:Forest & Kim Starr
マウイ島のシンボルで、ハワイ語で「天国のバラ」と言う意味のLokelani(ロケラニ)とも呼ばれています。
ほのかに甘い芳香を漂わせるピンク色の優雅な花です。
ハワイでは母の日の贈答花としても人気です。
ハワイの代表的な花材のひとつであるピカケ。ジャスミン(マツリカ)のハワイ名です。
この花と孔雀を愛したカイウラニ王女の死後、ピカケ(孔雀・ピーコック)と呼ばれるようになったそうです。
香り高く、真珠のように可憐なピカケのレイは女性にとって憧れの存在。1~2本贈るのは友情、3~4本なら恋心、5~6本では愛の告白。
それ以上ならプロポーズというロマンティックな意味も込められています。
ハワイの空港やホテルで、最初に受け取ったのがプルメリアのレイだった方も多いのでは。
数多くあるハワイの花の中でこの花がレイフラワーとして最もポピュラーなのは、1年中開花し長持ちする特性がレイに適しているからと言われています。そして可憐な花姿と甘く華やかな香りが人を幸せにするパワーを持っているからではないでしょうか。
photo credit:Forest & Kim Starr
イリマはかつてハワイの王族の花として育てられていました。今もイリマのレイは心のこもったもてなしや公式行事に欠かせない特別なものとなっています。
四季咲きするものの、その花びらは儚く摘むと同時に枯れ始めるほど繊細。紙のように薄い花びらでレイを作るためには1,000枚以上の花を要しその労力は大変なものです。しかし完成したレイはまるで光を受けて黄金に輝く王冠のような華やかさです。
マウイ島のクラ高原を一躍有名にした花があります。それが形も色合いも独特で華やかなプロテアです。日本では目にする機会が少ない花ですが、クラからも輸入されています。原産は南アフリカですが、クラへ持ち込まれました。
色・形ともバリエーションが豊富でその種類は無数ともいわれるアンスリウム。南国的な彩りやハート型の葉を持つことからHeart of Hawaiiと称されます。アンスリウムがハワイ島に入ってきたのは1950年前後のことです。当時は非常に繊細で弱い花でしたが、水はけがよく温暖なハワイ 島の風土が栽培に適していたこともあって、研究家たちはその花に情熱を傾けました。その結果、今日のように丈夫で美しいハワイを代表する花とまでいわれるようになりました。
木はオヒア、花はレフアと呼ばれている。
火の女神ペレに引きさかれた美少年オヒアと恋人レフアの伝説があるそうです。
ハワイは「ランの島」と例えられるほど、ランの栽培が盛んです。ことにデンファレは長持ちし、1年を通じて咲くことから、プルメリアと並ぶ代表的なレイフラワーです。シンプルな一連タイプや、花びらの一部を繋ぎ合わせていくセンターピーススタイルな どさまざまな趣向のレイがあります。
photo credit:Forest & Kim Starr
火山地帯にしか咲かないオヘロ。その実は甘く、ジャムにしたりそのまま食べたりする貴重なもので、摘む時は最初の一粒をペレに捧げないと「山が噴火する」のだとか。
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ナッツをそのまま燃やしてローソクのように使っていたことから、キャンドルナッツとも呼ばれるククイの実。保存できるレイで、主に男性に送られます。モックオレンジの葉を交ぜるとフレッシュな印象に。
花びらが開いた様子が王冠に似ていることからついた名前。ハワイ王朝最後の女王リリウオカラニが最も愛した花と言われています。小粒の花を贅沢に使ったレイを幾重にもかけていたそうです。
女王の死後、民衆の間でも人気が高まったといいます。
甘く妖艶な香りと清楚な風合いをあわせ持つホワイトジンジャー。艶やかで刺激的な紅色をまとったレッドジンジャー。
ともに需要の高いレイフラワーです。
誰からも愛される純白で上品な雰囲気と甘くさわやかな香りが特徴。1年中開花する花の特性から、気軽に贈るプレゼントに最適。1種類で作る他ローズやランなど色花をアクセントにしたレイもよく見られます。
photo credit:Forest & Kim Starr
ほんのり甘い香りの小振りの花を、枝へ折り重なるように付ける」コーヒー。
2月から4月頃、雨の降った翌朝には、特に美しい花景色が見られます。わずか3日という儚い命を惜しむようなその光景は、寒さと無縁のハワイに、粉雪が降り積もったかのようです。
ハワイの花のように思われていますが、原産国は南アフリカです。ハワイではあちこちで栽培されています。
花茎の先端に、鳥のくちばし状のオレンジ色のがくを持ち、これが金色の美しい羽を尾の部分に持つ極楽鳥に似ているので、極楽鳥花となずけられたらしいです。
ピンクや白、赤など色鮮やかな花です。
ハワイでは、垣根に使われることが多いです。
リボンレイでも簡単に作れますよ。
photo credit:Forest & Kim Starr
一輪の花びらを半分に割ったような形をしているナウパカの花。火山の女神ペレはある男性に恋心を抱きますが、彼には深く愛し合う恋人がいました。ペレの熱烈な告白を、誠実な彼は拒絶します。気性の激しいペレは怒り狂い、真っ赤な溶岩で二人を追いかけ、男性は海で、女性は山で溶岩に飲み込まれてしまいました。その後、彼が死んだ海辺には不思議なことに花びらが半分しかない花が咲き、女性が死んだ山にも同様の花が。やがて「この2つの花を合わせると恋人たちは結ばれる。」と言われるようになりました。
photo credit:Forest & Kim Starr
Puaはハワイ語で「花」、kenikeniは「10セント」を意味します。花びら1枚10セントと当時大変高価な値段で売られていたことからついたそうです。咲き始めは白、だんだん黄色くかわり、夕方にはオレンジ色になります。
ジャスミンに似た、とても甘く良い香りがして、ハワイの香りとも言われています。
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ハワイでは、レフアペパ、別名bozu(ボウズ)と呼ばれています。丸くころっとした形がお坊さんの頭に似ていることから、日本からの移民がボウズと名づけたそうです。日本では「千日紅」と呼ばれています。
ハワイのハレアカラ山とマウナケア山の高地に生息するめずらしい高山植物、銀剣草(ギンケンソウ)。銀色の尖った葉が剣のようであることに由来するそうです。
ブラジル原産の多年草です。ハワイでは、ドール・パイナップル・プランテーションが有名ですね。
リボンレイのモチーフにもよく使われます。
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料理に使い、病を直し、魔除けにも…と、ハワイの人達がさまざまな場面で利用してきたのが、ティの葉(ティ・リーフ)なのです。ティは高さ2~4mほどの常緑の低木で、もともとは葉の色は緑だけだったのですが、赤や紫紅色、橙、クリーム色,斑点入り等がハワイで作られました。
ハワイでは神事や庭木、レイに使われます。
モンキーポッドは日本では日立のCM「この木なんの木」でお馴染みです。
日立の木はワイキキから車で30分位のモアナルア・ガーデン(Moanalua Garden)という公園にあります。
モンキーポッドは、猿がその実を好んで食べることから付いた名で、Podは英語でえんどう豆などのさやの意味。
ねむの木に似た花をつけ、ねむの木同様に光によって葉が閉じたり、開いたりするので俗にアメリカネムノキとも呼ばれるそうです。
photo credit:Forest & Kim Starr
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マイレはつる性の低木で、ハワイの森で見られます。葉や茎を潰したり剥くと出る白い樹液はバニラのような香りがします。
ハワイでは、結婚など重要な儀式、大切な人に捧げるレイとして使われてきました。結婚式に花婿のレイなどにも使われます。